一流の上司とは

学び

あなたの身近にいる上司とは、どんな上司でしょうか?

恐い上司、 優しい上司、 明るい上司、 面倒見のいい上司、 チームを引っ張ってくれる頼りがいのある上司、 自分を犠牲にする上司、 自分の考えを押しつける上司

いろんな上司像が思い浮かびます。でも一体どれが正解なのでしょうか?

そう。どれも正解ではないのです。

一流の上司とは、

その状況に応じた役割を認識し、ベストな選択肢ベストな上司像を使いこなせる人です

こちらの本では、その選択肢やそれについてのアドバイスが書かれており、現在管理職の方やこれから管理職の勉強を始める方などに読んでいただきたい一冊です。


何が起こっても一瞬で対処できる上司が使う50のキーワード

『何が起こっても一瞬で対処できる上司が使う50のキーワード

著者 鳥原隆志

株式会社インバスケット研究所代表取締役。大手流通業にて精肉や家具、ワインなどさまざまな販売部門を経験し、スーパーバイザー(店舗指導員)として店舗指導や問題解決業務に従事する。昇進試験時にインバスケットに出合い、研究とトレーニングを開始する。その経験と問題解決スキルを活かし、株式会社インバスケット研究所を設立。これまでに作成したインバスケット問題はゆうに腰の高さを超える。現在、法人向けのインバスケット教材開発と導入をサポートする、日本のインバスケット・コンサルタント第一人者として国内だけでなく海外でも活動中。

重要ポイント

1.リーダーシップとはメンバーが心から行動を変える必要性を理解し、心に影響を受けることでチームがまとまり、同じ方向に向けて行動を変えること

1.伝えることよりも伝わることをゴールに設定してみる

1.指示を伝える際にどのような形を使っているか? 

~してください。「依頼形」 ~するように!「命令形」 ~してみたらどう?「助言」 ~するにはどうすればいいと思う?「問いかけ形」 誰かお願いできないかな?「募集形」

1.判断を伝えるとき、相手にいかに明確に伝えるかを意識する。曖昧な言葉を使うと判断を不明確にしてしまう

1.部下に限界点まで達する仕事を与える。80%でできる仕事では成長しない、120%ほどの仕事を与えてこそ能力は発揮される。嫌がられるが、考え方を変えたりして四苦八苦しながらも部下はそれらをクリアする

1.会社の方針など、まず何を伝えるか明確にして、部下の立場で理解できる言葉で伝える。伝わったかどうか確認する

1.評価をする際、一度褒めて、二度落とす

1.部下に自分の考え方を押し付けて、違う考え方を排除しようとするのは二流の上司。一流の上司はそういった多様性を否定しない。その違いを価値のあるものとして考える

1.まず現状を受け止める。そして、根本から変える信念を持ち、考え方を理論立てて、周りを巻き込む

1.相手を満足差せる仕組みを作ることをマーケティングという。相手が求める価値は何か?そしてそれを上回るためにはどのような仕組みを作ればいいのか?これができない会社は淘汰される

1.上司になってから初めて上司の仕事を覚えていてはダメ。一流の上司はいつ昇格してもいいように事前に次の職の勉強をはじめる

1.私たちは日々成長しなければ、レベルアップしません。上るのを辞めると、その場で止まるのではなく、自然に下がっていく。 会社もスポーツや勉強と同じ

1.上司が「私たちはできるよ」と言えば、目標を突破する原動力になる。「うちのメンバーじゃできないよ」と上司が諦めれば、間違いなく達成できない

1.今からでも任期期間を想定し、残り時間を意識して何か形を残す

1.計画作成は時間をかけすぎない! 計画通りにいかないのは当たり前。それを想定して多少ゆとりをもつ

1.二流の上司は今ある仕組みをうまく回すことに精力を傾ける。しかし一流の上司は今の仕組みが正しいのかを見直し、より良い仕組みを考える。時には仕組みを壊すこともある。仕組みとは一度作れば良いものではなく、その状況に応じてより良くしていくためにチェックをしていかなければならない

1.仕事はシンプルにするのが本当の効率化!あなたは仕事を複雑化してないか?

1.支援体制を構築している上司は、用がなくても支援を要請する部署へ挨拶へ行ったり、感謝の言葉をかけることをしている

1.信頼関係の構築の際に必要なのはWinWinです。時には取引先の無理なお願いを聞いてあげることも、長期的なWinWinの関係構築です。

1.上司は気球になる。地面が現場としたときに、地面近くに行けば何があるか鮮明に見える。一方で地面近くにいると全体(会社)が見えなくなる。気球のように上がり下がりにメリハリをつけるようにする

1.会議は時間を費やす場所ではなく、成果を生み出す場所。一流の上司は会議を使って自分の仕事を減らす

1.物事を楽しもうという考え方を「ポジティブシンキング」という。どうせやるなら楽しんでやる

1.公共の場とは自分だけが楽しむのではなく、周りに配慮しながら楽しむところ。

1.仕事の任せ方。方向性を決めてあげる→報告をさせる→障害があれば支援する→責任をとる。

1.定期的に部下を褒めてあげる

1.うまくいってるときや、仕事が順調なとき、自分が頑張ってると思ったとき、周りから支えられていることを思い出す

1.自分は一流と感じた時点で、二流への降格がきまる。 一流であり続けるには自分を一流と認めない

いかがでしょうか?

この一冊でリーダーとしての役割、リーダーとして必要な考え方なども学んでいただけるかと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございます!少しでも参考になれば嬉しいです!

※私個人の見解で一部抜粋させていただきました。他にもたくさん良いことが書いてありますので興味のある方は是非この本を読んでいただけたらと思います。

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